カテゴリー別アーカイブ:   絞り染めの技法

下絵型彫 下絵刷込(詳細はこちら)

デザインが決定すると、生地に刷り込むための型彫りを行います。伊勢型紙にも用いられる和紙に柿渋を塗った防水性のある特殊な紙を、絞りの粒に応じたポンチと小刀を加工した道具を用いて彫っていきます。 その後、型紙を使って、生地の上に絞りをするところに摺りこんでいきます。刷り込む染料は青花と呼ばれる紫露草の汁を用います。刷り込む際には版画で使うバレンに似た道具を使います。 度々、型紙を持ち上げて、ずれないよう丁寧に摺りこみます。 絞りのデザインは、後の仕事がやり易いように、また絞りあがった効果が最大限発揮出来るように考えながら行います。 絞りで使う生地 絞りでは、ちりめん、綸子、朱子等の生地を使用しますが、最もポピュラーな平綸子には、「さやが た」や「本紋(ユリ、菊、さやがた文様を組合わせたもの)」等といった地紋が入ります。総鹿の子 の着物になると殆ど地紋は見えなくなりますが、薄い色の着物の場合、うっすら地紋が浮かび上がり 美しいものです。見えない所のお洒落ですね。

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平縫い締め絞り(詳細はこちら)

最も基本的な絞り方。型通りに一定の針目で縫っていき、その糸を引き締める事で防染が出来る。 締め方が弱いと色が入り、強すぎても型通りに仕上がらない。縫い方、締め方の調整がポイント。 平縫い〆絞り   ムービーはこちらをクリックして下さい nuisime    

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桶絞り(movie)(詳細はこちら)

染め分け技法の一種類。模様を大きく染め分ける時に用いる。ヒノキで出来た直径40センチくらいの特殊な桶を使用し、染色する部分を桶の外に出し防染する部分は桶の中に入れ染め分ける。 1、染めるべき部分を折り畳みながら桶の縁に出し、ステンレスの針を打って固定 2、この作業を同じ色で染めるところ全部に行う 3、隙間に新聞、真綿を詰めてさらに防染する 4、蓋をして二本の棒に麻のロープをかけ縛り上げる 5、十分に水に浸してヒノキの桶を膨張させ、麻のロープを縮ませる 6、染色   ムービーはこちらをクリックして下さい video    

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大帽子絞り(movie)(詳細はこちら)

中帽子絞りより大きな模様を染め分けるのに用いられる。 小帽子絞りと同じようにビニール(竹の皮)で防染する。芯は木芯、樹脂製が多く用いられる。   ムービーはこちらをクリックして下さい oboushi  

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中帽子絞り(movie)(詳細はこちら)

模様の直径が3cm以上になると柄が正確に出なかったり、生地の裏側から染液が入るので、 芯を裏側に入れ浸透を防ぎ小帽子絞りと同じようにビニール(竹の皮)で防染する。 芯は現在では樹脂製が多く用いられるが、以前は木芯、紙芯(新聞紙を硬く巻いたもの)が用いられた。 中帽子絞り   ムービーはこちらをクリックして下さい chuboushi

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小帽子絞り(movie)(詳細はこちら)

染め分け技法の一種類。模様の直径が2~3cmまでの極めて小さい部分を染め分けるのに使用。 芯は使わずビニール(以前は竹の皮)を、麻糸で括り防染する。   小帽子絞り   ムービーはこちらをクリックして下さい kobousi

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古代石掛絞り(movie)(詳細はこちら)

木と竹で組んだスノコの中に、生地を手で寄せ集め詰め込んだ上に小石を敷き詰め、 じょうろで染料を流し込み染色すると、細かな色の濃淡のむらのある文様になる。 着物の場合、合い口の濃淡文様が揃わないといけない為、均一なむらを表現する技術が必要となる。   ムービーはこちらをクリックして下さい ishikake  

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本疋田絞り(movie)(詳細はこちら)

粒を1つつまみ出して、4つに畳み、絹糸を5~7周かけて、根本で2回しっかりと括る。 括る時、糸と紙の指ぬきが弾き合ってぱちんぱちんと大きな音が響く。   本疋田絞り   ムービーはこちらをクリックして下さい honhitta

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針疋田絞り(movie)(詳細はこちら)

四つ巻き絞り、横引き絞りとも言い、木製の絞り台に専用の針を設置して、その針に山の部分を 引っ掛け、生地を折り綿糸で4回巻く。 針疋田絞り   ムービーはこちらをクリックして下さい harihitta

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その他の絞り技法(詳細はこちら)

  辻が花 室町時代から安土桃山時代にかけて出来た絞りの柄で、多くの色を使ったり、絞り染めに描絵、刺繍、摺箔を加えて出来た豪華な絞り。 YouTube動画はこちら       巻き縫い手筋絞り 巻縫い絞りと手筋絞りを併用した技法。 布を二つ折りにして折山をまつり縫いし(巻縫い絞り)、その後、手で縦に襞を取りながら、芯に巻きつける(手筋絞り)。   巻き縫い締め絞り 布を二つに折り、その折山を巻くようにまつり縫いする。布の山の近い部分を縫えば細く、遠い部分を縫えば太く表現できる。   軍隊絞り 巻縫い絞りと同様に糸を巻くように縫うが、あたかも兵隊さんが繕いをしている様な 大まかな縫い目で縫う。出来上がりが非常に面白い。   日の出絞り 折縫い締め絞りと竜巻絞りの併用。丸、四角、楕円形で縫い締め絞りを行い、その後、竜巻絞りをかける事で出来る。出来上がりがお日様が照っている様に見えることでこの名が付いた。             平縫い締め絞り 最も基本的な絞り方。型通りに一定の針目で縫っていき、その糸を引き締める事で防染が出来る。 締め方が弱いと色が入り、強すぎても型通りに仕上がらない。縫い方、締め方の調整がポイント。   小帽子絞り 染め分け技法の一種類。模様の直径が2~3cmまでの極めて小さい部分を染め分けるのに使用。 芯は使わずビニール(以前は竹の皮)を、麻糸で括り防染する。   中帽子絞り 模様の直径が3cm以上になると柄が正確に出なかったり、生地の裏側から染液が入るので、芯を裏側に入れ浸透を防ぎ小帽子絞りと同じようにビニール(竹の皮)で防染する。 芯は現在では樹脂製が多く用いられるが、以前は木芯、紙芯(新聞紙を硬く巻いたもの)が用いられた。     桶絞り … 続きを読む

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世界の絞りの原点(詳細はこちら)

  世界の絞りの原点 襞づけ絞り 生地に折り目をつけて襞をとり、これを集めて圧縮した状態にし、襞山のみ染め付ける。 日本では板締め絞りや古代石掛絞りがこれに類似する。 【分布地】中央アジアのネパール、カシミール、モンゴル北アフリカのモロッコ、チュニジア、ヨーロッパのユーゴスラビア等   世界の絞りの原点 目結い絞り 布の一部を部分的につまみ上げ、その部分に防染用の糸などを巻きつけ染色する。 日本では鹿の子目の絞りだけでなく、蜘蛛絞り、唄絞り、突き出し絞り、三浦絞り等もこれに含まれる。 【分布地】ほぼ全ての分布地に見られる   世界の絞りの原点 巻き込み絞り 巻き込むか、折り畳むかした生地に糸や紐などを硬く巻きつける。糸などの巻きつけられた所や、巻き込んだ際に芯に近い部分は染料が染み込まず、柄として残ります。日本ではこの様な例は見られないが、みどり絞りや手綱絞りの原理がこれに類似します。 【分布地】北アフリカのモロッコ、チュニジア、中近東のアフガニスタン、イラン、グルジア等    

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