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針疋田絞りの道具の先の針が抜けた場合の直し方

京都絞り工芸館

更新日:2月17日




松やに(粉末)は、針疋田絞り用金具の針の取り付け、または長さを調節する際に使います。

金具の先端近くの穴の下を火で炙ることにより、中の松やにが溶け、針の取り付けや長さの調節が可能になります。

中の松やにが少なく感じた際は、金具の穴より松やにを足してください。


手順

準備するもの:松やにと絞り用の針。


松やにを入れる:絞り金具の先端近くに小さな穴があいているので、この穴に松やにを入れていきます。


しっかり詰める:多めに入れ、先端を台の上で叩きながら入れると、より多く入ります。


針を差し込む:次に、先端に針を差し込みます。


火で炙る:コンロやライターで先端部分を炙ります。


松やにが溶けると、針が先端から飛び出してきますので、絞り金具の先端から針が約1mm出た状態まで押し戻します。

冷やして固定:そのまましばらく待ち、松やにが冷えて固まれば完成です。

■針疋田絞りの道具はこちらから購入いただけます。■

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