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針疋田絞りとは、一般的に鹿の子絞りと言われる技法です。
京都絞り工芸館オリジナルの針疋田絞りの道具の使い方をご説明します。
絞りの間隔を数cmあけて絞る、ばら疋田絞りもかわいくておすすめです。初心者でも大丈夫、ぜひ挑戦してみてください。
針疋田絞りではコロと呼ばれる木製の糸巻きを使用します。糸は木綿糸を使用します。
1,鹿の子絞りは布の左から右の方向へ絞ります。織りに対してバイアスに折り、折り山のキワを腕金の針にかけます
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2,右手で糸を持ち、左手の人差し指と親指で針の真下の布を持ちます。糸端は布に重ね、左親指で一緒に押さえます。
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3,右手の親指に糸をかけて張ります。
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4,右手の親指で糸をピンと張りながら腕金の下をくぐって、できた糸輪の中を通します。
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5,コロを下手前に引き、その後、右に引きます。これを4回繰り返すと一粒くくれます。
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6,続けて一粒の山の高さ分だけ離して、先ほどと同様に針に布をかけます。(下絵のある場合は、下絵に合わせてくくります。絞りの間隔を数cmあけて絞る、ばら疋田絞りもかわいくておすすめです。初心者でも簡単です。)
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7,連続して同様に括っていきます。糸を引き締める時一定のスピードで行うと粒の大きさが揃って美しく出来上がります。
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